本の装丁のデザインに初挑戦 -打ち合わせ&ラフ制作編-
この度、友人の本の装丁をデザインさせてもらいました。
備忘録も兼ねて、制作の流れをまとめていきます。
今回は「打ち合わせ&ラフ作成」編です。
打ち合わせは入念に
会社だと依頼してきた人に細かく聞けますが、友人とは毎日会える訳じゃないので、入念にヒアリングして制作物に対しての認識のズレを極力減らすようにします。
この時の打ち合わせでのゴールは
- 印刷所の決定
- 本の仕様の決定
- 表紙のデザインテイストの確認
- 支給データの形式、手配時期の確認
- 入稿締切時期の決定
です。
ここを怠ると、無駄な作業が発生しやすくなるので、しつこい位にすり合わせます。
デザインの方向性の確認に関しては、クライアントである友人がしっかりとしたイメージを持っていたので、キーワードを挙げてもらい、キーワードに合いそうな画像を収集してPinterestにイメージボードを作り、その場で確認してもらいました。
この辺はスマホ様々だなと思います。ちょっと前までは、お茶しながら画像を検索して見てもらうとかできなかったから、技術の進歩って本当に凄いと思います。
レイアウトラフの作成
ヒアリングでメモった内容と集めた資料を突き合わせて、レイアウトラフを何パターンか作成します。
このままラフ友人にを送っても良いのですが、ラフ過ぎて完成形をイメージしにくいと思ったので、Photoshopでプロトタイプを作成します。
大体の雰囲気が伝わるぐらいの作り込みしかしていませんが、ノートに描いたラフよりかはイメージしやすいはず。 後はプロトタイプのデータを友人に送り、返事を待ちます。
やっぱり最初が大事
はじめに入念に打ち合わせしておくと、その後工程が進めやすくて良いです。
特にデザインの方向性がある程度視えてると、リクエストに応えつつ、こういうのはどうだろうと遊びを入れる心の余裕が出来ます。
次回は表紙&本文のデザインを作成していきます。