RedWizBlog

紙とwebのお仕事をやらせて頂いております。目指せ赤魔道士。制作の事やイラストの事とかゲームの事などを超絶不定期に書いています。

WordPress移行に関する覚書

WordPress移行に関する覚書

ググれば先人方のお知恵がすぐ見つかりますが、勉強の為、自分用にまとめてみました。

1.現環境のファイルをダウンロードする

すでにローカルにファイルがある場合は、リネームするなりディレクトリを移動するなどして、古いファイルも残しておきます。
本当はwp-contentフォルダだけでも良いのかもしれませんが、面倒くさいので一括で落とします。

2.現環境のDBデータをエクスポートする

現在使用中のphpmyadminに入って、WordPressで使用しているDBを選択します。
選択したら、エクスポートと書いてあるタブをクリック。

オプションで詳細を選択して、「DROP〜」という項目にチェックを入れます
生成オプション

他の項目は特に弄らず、初期設定のままで大丈夫なはず。

人によってはオプションは簡易でも良いですよという方も居ますが、私の環境ではエラーが出ました。

3.移行先のwp-configを書き換える

移行先のwp-configを書き換えます。書き換える場所は以下の通りです。
wp-config書き換え

4.DBデータのインポート

先程エクスポートしたDBのデータを移行先にインポートします。

ローカルのphpmyadminに入り、データをインポートしたいデータベースを選択します。
インポートと書いてあるタブを選択し、ファイルのアップロードボタンをクリックし、インポートしたいファイルを選択します。
ちょっと待つとインポートが完了するはず。

サイズが大きいと分割したり圧縮してインポートするそうなのですが、私はまだその様な事態に遭遇した事がないので、遭遇したらまた手順をまとめます。

5.ドメインの書き換え

インポートしたDBデータ内のドメインを書き換えます。書き換えないと表示されなかったり、一部プラグインが正常に動かないといった問題が発生します。

書き換え方としては、インポート前に、エディタでサイトurの部分を書き換えるという方法もありますが、失敗したら嫌なので別の方法でやります。

実は公式から書き換えツールが紹介されているので、それを使用します。

  1. http://interconnectit.com/products/search-and-replace-for-wordpress-databases/から searchreplacedb2.php をダウンロードする。
  2. searchreplacedb2.php を移行先環境のWordPressディレクトリ直下にアップロードする
  3. searchreplacedb2.php にアクセスする
  4. submitボタンをクリック
    submitボタンをクリック
  5. 移行先のwp-configの設定が表示されるので、正しいか確認する(間違っているようならwp-configを修正する)。問題ないならボタンをクリック
    データーベース情報が正しければクリック
  6. DBのテーブルが表示されるので全選択した状態で「Continue」をクリック
  7. 置換させたいURLと置換するURLを入力して、ボタンをクリック URLを書き換える

設定に問題がなければDBが書き換えられます。
書き換えたら、移行先のWordPressにログインして表示やプラグインの動作を確かめましょう。

6.新環境に入れない時は……

WordPressを移行すると、新urlに飛んでも旧urlにリダイレクトされてしまうこともあります。

ローカル環境にコピーしたWordPressが本家にリダイレクトされる時の対処法

そんな時はwp-configに2行ほどコードを追加します。

define (WP_SITEURL, '新サイトのwordpressディレクトリのURL');  
define ('WP_HOME', '新サイトのURL');

これで新環境で見れるようになるはず。