InDesginをまともに使ってみた感想
仕事でInDesignを使いました。
ページもの作るのにすごく便利なソフトですね。今まで触ろうともしなかった自分がバカみたいです。
InDesignの良いところ
ページの管理が楽
マスターページ機能を使ってノンブルを配置しておけば、ページ増やすだけで勝手にノンブルが振られていくなんて、なんと便利。
マスターページも複数設定出来るから、カテゴリー毎にデザインを変えるのも簡単。
ポートフォリオで自作インデックスつける時とか、絶対便利に違いない。
画像の回り込みが便利
InDesignの画像の回り込み設定はとても便利。
バウンディングボックスで回り込みさせるのはもちろん、配置画像に設定されているパスやアルファチャンネルに沿って回り込みさせる事もできます。
私はアルファチャンネルから回り込みの作成が特に便利だと感じました。いちいち画像に沿ってパスを作らなくて良いので楽です。
ページの大きさを変更しても自動で調整してくれる
版面のサイズを変えたり、ページ自体の大きさを変えると、それに合わせてオブジェクトの位置を調整してくれます。
機械的に版面からはみ出さないように調整するだけなので、手動で調整する必要はありますが、大まかな配置は勝手に出来ているのでレイアウト作業の手間が少し省けて、私は助かりました。
プリフライト機能でどこがエラーなのか分かりやすい
プリフライト機能はデータが出力に適しているかチェックしてくれる機能です。
解像度350dpi以下の画像が配置されてないかとか、白にオーバープリントを設定していないかなどを自動でチェックしてくれます。何をチェックするかはオプションで設定出来るので入稿先の仕様に合わせてチェックさせる事が可能です。
どのページのどのオブジェクトにエラーがあるのか細かに教えてくれるので、効率よく入稿データを作成できます。
InDesignの不満なところ
フレームの操作が面倒くさい
InDesignでは何を配置するにもフレームを作る必要があります。短いフレーズを追加するのにもいちいちフレームを作らなければいけないのは地味にイラッとしました。
それなりのスペックのあるPCじゃないと作業が辛い
InDesignはレイアウトソフトなので、1本だけでは作業が完結しません。
写真はPhotoshop、ベクター画像はIllustratorに任せた方が効率的です。という事はソフトの複数起動は当たり前。ストレス&トラブルを減らすにはどうしてもパソコンにそれなりのスペックが要求されてしまいます。自分のパソコンならメモリ買い足し等好きにできますが、職場のパソコンだとなかなか難しいところ。
以前、他の人が作成したInDesginのデータを触って、あまりの分からなさにInDesignに対して若干トラウマを持ったのですが、入門書片手に使ってみたら意外とすんなり使う事が出来ました。そして、使えるようになると創作意欲が湧いてきますね。
いずれはフリーペーパーとか作ってみたいなと思うのですが、まずは就職して以来更新してないポートフォリオを作り直すところから始めた方がいいかもしれない。